放送ツールをパソコン中心にスイッチするメリット

APS（自動番組制御装置）を中心に、放送業界でも、パソコンをベースとしたソフトウェアによるシステムが、増えています。

連続稼働率を専用のハードウェアと比較しても、大きな差も無くなって来ている為、特に「コミュニティFM局」に関しては、多くの現場で、パソコンが主流となっています。

これは将来的に見ても、ごく当たり前の現象であり、放送現場の低コスト化という面からも、高い処理能力を必要とするケースでも、専用ハードウェアは、衰退していく傾向にあると考えます。
そんな中、スタジオ内の音響機器に関しては、どこの放送局においても、メンテナンスや買換えなどにおいて、高いコストを消費している傾向にあります。

そこで、ご紹介するのが「RADIO DJ」です。

メンテナンスフリーでコストダウン

「RADIO DJ」は、最大6台のCDプレーヤーとサンプラー（ポン出し）の役割を、1つのソフトウェアで制御します。
仮に、一般的なプロ用のCDプレーヤー3台を稼動させた場合、使用頻度にもよりますが、年間で約5万円程度かかるのが、一般的なメンテナンス費用です。
それに対し、ソフトウェアであれば、こうしたメンテナンス費用の発生は、搭載したパソコンの買換え以外には、発生しません。もし、パソコンにCDを取り込む際のプレーヤーが故障した場合でも、数千円程度で、交換可能です。

日本の放送現場においては、ほとんど使用されているという話は聞いたことがありませんが、このソフトウェアに関しては、世界中のインターネット・ラジオ局を中心に、最も活躍しているソフトウェアです。自身も、3時間のFM生放送に、このシステムのみで、楽曲・BGM・ジングル・SE・リクエストまで対応しましたが、まったく問題ないことは、確認しています。CDチェンジや、複数のハードを管理する必要が無いため、機器類に不慣れな方にも、お勧めです。

導入時のみ専門知識が必要

このソフトウェアの導入には、大規模なデータ管理を前提とした設計の為、データの管理をデータベース（MySQL）で行っていることから、導入には、MySQLサーバーの構築・管理の技術が、必要です。

安全かつ様々な機能や使用方法についても、豊富にノウハウを保有している弊社が、放送環境に合った導入をサポートいたしております。

導入に必要な技術支援はお任せください

現在の放送環境に最適な、オーディオインターフェースの選択から、システムのインストール、設定、操作方法のレクチャーまで、対応いたします。
このソフトウェア自体は、フリーウェアです。知識のある方は、早急に導入することをお勧めいたします。

導入に関する、詳しいお問い合わせは、メールまたはお電話にて、受け付けております。

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